イオン飲料の砂糖にも注意しましょうさて、イオン飲料が「体に良い飲み物」というのは、大きな誤解だというお話の続きです。 その誤解が子供達にどれほど悪影響を与えているのかを、ぜひご理解下さい。 イオン飲料が体に良いと思い込んだお母さん達は、日常的に子供達に与えてしまいます。 どれだけ与えても「水より体に良い」ものだし、子供もいつも欲しがるようになりますからね。 のどが渇いたとき、汗をかいたとき、風呂上がり、それから、何でもないとき。 結局いつでもどこでも。 お子さんと外出されるとき、バッグの中にイオン飲料を常備してはいませんか? 歯はpH5.4以下でエナメル質が溶け始めますイオン飲料のpHは、3.6~4.6です。 ほ乳瓶でイオン飲料を与えられ、そのまま眠らされる子供達は…もうおわかりですよね。 普通の状態の子供達にイオン飲料を飲ませると、電解質が高くなり、さらにのどが渇くということ、ご存知でしょうか。 飲んでものどが渇くので、たえずイオン飲料を飲まなくてはいられなくなります。 最近、児童や若者が昏睡などを起こす重度の糖尿病になってしまう「ペットボトル症候群」が問題になっています。もちろんイオン飲料も無関係ではありません。 それでも、日常的に子供に飲ませますか? 高熱時の軽度の脱水時に一時的に飲ませることは否定しません。 子供が飲み物を欲しがったときには何を与えたら良いでしょうか? 「水」をお勧めします。
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12 月 2020
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